中国誌の産経批判と朝日びいき

SankeiWeb
「産経は言論暴力団」 中国誌、名指し批判

http://www.sankei.co.jp/news/060117/kok030.htm


 【北京=福島香織】中国外務省傘下の半月刊誌「世界知識」(16日発行)は3ページをさいて産経新聞などを名指し批判した。中国メディア上で産経が批判対象となることは珍しくないが、「言論暴力団」「保守御用喉舌(宣伝機関)」と呼ぶなど、ここまで激しい論調は珍しい。今月上旬、日中協議の席で、中国側が日本側に報道規制を求め断られた経緯があるが、当局が日本メディアの中国報道にいかに敏感になっているかがうかがえる。


〜中略〜


 一方、朝日新聞については、「広範な大衆を代表する進歩的メディア」と紹介し、戦後の保守勢力台頭に断固反対する民衆と朝日新聞に対し「保守勢力は言論操作の重要性を実感した」と解説。フジサンケイグループを、保守政財界のてこ入れで生まれた「保守勢力の御用喉舌」と位置づけた。


 さらに産経新聞などを「狭隘(きょうあい)な民族主義を吹聴するだけでなく、異論を排斥する言論暴力団」と呼び、「朝日新聞や進歩的論客を長期にわたって悪意に攻撃してきた」と述べた。


〜以下略〜


要約すると、


つい先日中国政府は、中国に批判的なマスコミの報道を規制すべきだという言論の自由からかけ離れた要求を日本にしてきたわけだが、産経をはじめ他のメディアがその中国の干渉を批判したことに反応して、中国政府傘下の報道機関が上のように言ってきたと。


一方、従軍慰安婦問題や靖国問題のきっかけを作り小泉首相を批判してきた朝日新聞を褒めちぎっている。


中国政府の精神年齢って、ドコまで低下してるのだろう。世界一の人口を抱えながら主要都市の経済だけ盛り上げて大国と張り合う傍ら、大多数の人々が貧困に喘いでいる。日本では歴史の教科書にしか載っていないカドミウム汚染で、なんとあとイタイイタイ病が広まりつつある。人が死んだり隣国に被害が出ても企業に責任を押し付け政府は知らん顔。そんなこんなで民衆は反発するわけだが、反日感情や虐殺でうやむやにし、ありのままを伝えるメディアを規制する。天安門事件の頃と何にも変わってない。侵略撤退後の保障や遺棄兵器処理、ODAで日本から過剰に搾り取った金で軍備を拡張していることを誰も知らない。毎日のような領空侵犯や油田採掘で現に侵略行為を行っているにもかかわらず、過去の侵略を反省していないと毎度の如く会談をドタキャンする。6カ国協議の要にもかかわらず、北朝鮮との不透明な外交を続ける。


歴史的に見て、こういう共産主義国家が民主国家になるためには、多くの場合内戦や他国の干渉が必要だったわけだが、この国もそうしないと変われないのだろうか… 10億以上の人口を抱えていると言うことは、地球規模の問題だと思うんだが…