iTunes for Windows 6.0.2.23


何日かぶりにPCを再起動して、iTunesを起動したらアップデートDLの確認ダイアログが出た。



しかし、アップデート内容の説明またはリンクも示さずにこんなコト聞かれても困る。確か新たに装備されたオススメ機能にプライバシー問題があったはずだが… 調べてみたら修正されていた模様。

ZDNet Japan
アップル、MiniStore機能のプライバシー問題でiTunesを修正

http://review.japan.zdnet.com/news/c20094726.html


 Apple Computerは、「iTunes」ソフトウェアの新しい推薦機能について先週浮上したプライバシー関連問題を受け、わかりやすい告知を搭載したアップデートを公開した。同時に、同社では、この機能を簡単に無効にするための方法も目立つように変更した。


 「MiniStore」というこの新機能は、アクティブプレイリストの表示をベースにして他のiTunesユーザーに楽曲を推薦する。推薦された楽曲の情報は、iTunes Music Storeから購入されていない楽曲の場合であってもAppleに送信される。


何コレ?コレは修正とは言わない。"MiniStore"の問題は「推薦された楽曲の情報は、iTunes Music Storeから購入されていない楽曲の場合であってもAppleに送信される。」という仕様。


他のオススメ機能で有名なのはAmazonの「おすすめ商品」機能だが、アレはAmazonから買った商品だけのデータを元におすすめ商品をピックアップしてくれる。Appleもこの方法でやれば問題なかったはず。自前で録音したファイルやプライベートな音声ファイルなどの情報まで送信されてしまうのはヤり過ぎ。ユーザーがiTMSで購入した曲のみを対象にするよう修正すべきだったのだが、コレでは結局MiniStore機能の問題は解決していないことになる。Appleとしては、ユーザーがiTunes以外でエンコしてインポートしたmp3の曲情報まで分析して、関連楽曲を表示させたかったのだろうけど…


他はビデオのiPod用変換機能だが、平均的なスペックのPCで10分そこそこのDivX(VGA)を変換するのに1時間以上もかかる場合があったらしい。ちなみに同程度の動画をCLIE用にImageConverterで変換・メモステへ転送すると5分もかからない。WindowsMediaエンコーダなら実時間の半分くらい。


録画したmpeg2をファイルの長さの半分以下の時間で変換してiPodに転送されるようになれば、ビデオiPodにも興味が湧いてくるんだけど…


というわけで、今回のアップデートはやめておく。