平和ボケも、ココまで来るとおめでたい。

東京新聞
社民『自衛隊違憲』路線再転換

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20060202/eve_____sei_____000.shtml


 社民党は二日午前の常任幹事会で、今月の党大会で採択する新たな綱領的文書「社会民主党宣言」案を了承した。

 旧社会党時代の一九九四年に当時の村山富市首相(委員長)が「合憲」とした自衛隊の存在について「明らかに違憲状態にある」と明記し、再び基本政策の路線を転換した。

 宣言案では、自衛隊に関して「縮小を図り、国境警備・災害救助・国際協力などの任務別の組織に改編・解消して、非武装の日本を目指す」との方針を盛り込んだ。日米安保条約についても「最終的に平和友好条約へと転換させ、在日米軍基地の整理・縮小・撤去を求める」とした。

 同党は前身の旧社会党時代、「自衛隊違憲」「非同盟・中立・非武装」などを党の看板政策に掲げていた。

 だが、九四年の自社さ連立政権発足に伴い、自衛隊合憲と日米安保条約の堅持を打ち出し、基本政策を大きく転換させていた。

 同党としては、安保政策をめぐって、自民、民主両党の距離感が縮まる中、「自衛隊違憲」を打ち出すことで、護憲の党として存在感をアピールする狙いがあるものとみられる。


まあ、社民党がこんな案を出したからと言ってどうにかなるわけじゃないが。話せばわかるという理想しか頭にないらしい。自衛隊を無くし、アメリカにも守ってもらわず、北東アジア三国の言いなりになっていれば戦争は起こらないんで安心らしい。情けないことに、同じように考えている日本人は多いんじゃないだろうか。


永世中立国として有名なスイスでさえも、防衛のための本格的な軍隊を持っている。有事の際に敵を追い払うのは正当防衛であり、国民もそれを頼りにしている。もし家族の団欒中に見知らぬ若者が押し入ってきて子供に暴力を振るいでもしたら、まともな父親なら力ずくで排除するだろうし、場合によっては殴り返さねばならないことだってある。「すいません、止めてください。」と言い続けるだけでは、子供を見殺しにしかねないのだ。


北朝鮮はミサイルを飛ばし、韓国は既に武力で竹島に侵略し、中国も領空侵犯を繰り返し、海底油田採掘で既に国境を脅かしている。彼らの軍での仮想敵国は日本であり、日本海を越えて攻める際の戦闘機の航続距離不足を補うために空母まで作ろうとしている。何かと言えば反省・謝罪・補償の一点張りで、日本から金を搾取している。この金は言うまでも無く税金だから。


反日デモとかやってる連中は平均的に学生だが、彼らのように反日教育で洗脳された人々が将来、愛国無罪を理由に日本に宣戦布告する確信犯にもなりかねない。悲しいことだが、話せばわかる国ではないのだ。


こんな情勢で防衛は国境警備隊だけに任せるのは、楽観主義も甚だしい。平気で子供に物騒な街を歩かせ、誘拐されても交渉して金を払えば万事OKと思っている親みたいなもんだ。


で、こんな案を出す理由ってのが「護憲の党として存在感をアピールする」のが狙いと言うのだから、くだらないやら情けないやら…