ジーコがヒディングに負けたゲーム

只今録画観戦終了。前半先取1点で折り返すも、後半も終始パワーのオーストラリアに圧倒される。シュート数は相手よりも格段に少ない。せっかく作ったチャンスを活かしてモノにする事が出来なかった。

敵の十数本のシュートに好セーブを連発した川口は良くやったと思う。でもディフェンス陣の援護が薄かったのが残念だ。相手の猛攻に対しては、守備とカウンターの切り替えが肝心だが、それがうまく行ってなかった。点を取られたことよりも点を取れなかったこと、ゲーム中盤でチャンスを生かしてシュートを打てなかったことや、相手のPA内で思い切って勝負に出ることが出来なかったことの方が残念だった。

でも、昨日のゲームについてはどうにも選手を責める気にはなれない。日本のFWの頼りなさを見抜いて遠慮無く攻撃陣を次々に投入したヒディングの采配の方がジーコよりも上手だった。ジーコが何故あの時間に柳沢を下げて小野を入れたのかがわからない。ソコで大黒だろ！　後半、高原や柳沢がカウンター時のチャンスを何度も活かせなかったあの時間帯にFWを投入して欲しかった。

さて、次は5日後のクロアチア戦。オーストラリアとはガラっとタイプの違うチーム。今回の反省も大事だが、対クロアチア対策に集中して欲しい。