iTunesから音楽が消えた - その③


この不具合をココで書いて以来、「itunes 音楽 消えた」のような検索語句で来る方が急増中。やっぱいるのねー、他にも。久しぶりの夜勤休みで時間ができたので、arineさん多呂さんから戴いたコメントを元に、「CopyPod」と「Pod野郎」でサルベージ作業をしてみる。(サッカー見ながら)

CopyPod
http://www.copypod.jp/index.php

まずは"CopyPod"。海外製だけど、日本語インストールが出来る。iPodからiTunesへ直接転送できるのが便利だが、試用版なので1度に100曲の転送制限がある。iTunes内から消えた曲数は軽く1000曲を超えるので、何度も転送作業するのは面倒かと思ったが、まず100曲やってみた。


が、消えた曲を選択するためにはiTunesを起動して"!"マークを確認しなければならないが、同時起動するとCopyPodに怒られてしまう。曲目リストを作成するのも大仕事だ。


という思いがけない事情で"CopyPod"によるサルベージは断念。購入して100曲制限が無くなれば、曲なんか選ばずにiTunesに転送して、あとで重複ファイルを削除するのもアリだが…

Pod野郎
http://buin2gou.com/ipod/

というわけで、今度は「Pod野郎」でサルベージ再開。iTunesへの直接インポートは出来ないけど、フリーソフトなので制限無くフォルダへのバックアップが出来る。まずは安心のため、iPodの曲を丸ごとPC内のフォルダにバックアップ。Pod野郎に表示されているリストを全て選択して「取り出し」ボタンを押すと、バックアップ先やファイル名設定などのダイアログが現れる。



右の「ファイル名の補正設定」で「変更しない」を選ぶと、iPod内のmp3ファイル名のままコピーされてしまう。ADQX.mp3とかRUXL.mp3みたいな(笑)なので、「歌手-曲名」「曲名」のどちらかを選んだほうが良い。またあとでiTunesから曲を引っ張ってくる時のため、「ファイル名にトラック番号を付加」にチェックを入れておいたほうが良い。


転送先はiTunesのライブラリフォルダにはしないほうが良いと思う。今回は外付けドライブとして使用中のiPod1号機を使った。これで転送を開始すると、全てのファイルがコピーされる。まずは完全なバックアップが取れたので一安心。あとはiTunesで再生できなくなった"!"印ファイルをバックアップ先から引っ張って来れば良い。やり方は簡単。iTunesで"!"ファイルをダブルクリックすると「元のファイルを探しますか?」と聞かれるので、「はい」を押す。バックアップ先ドライブのアルバムフォルダを開きトラック番号と曲名を確認してダブルクリック。これで再びiTunesから再生できるようになる。


このままだと、iTunesのライブラリが2箇所に分散することになるので、バックアップ先にリンクされた曲を元のフォルダにコピーする。コレもやり方は簡単。iTunesの「詳細設定」→「ライブラリを統合」でバックアップ先からiTunes Musicフォルダへコピーされる。

ま、こんな感じでチマチマやっていれば、失われた千数百の曲も戻ってくるだろう。解決法を提案してくださったお二方には、ホント感謝です。あらためて、ありがとうございましたm(_ _)m