動画も702NKで


PDAの主な用途はPIMと通信だが、暇つぶしに活躍することも多い。クリエやiPAQは動画鑑賞、コミック読みやゲームなどにも使っていたわけだが、それらを702NKにさせようとすると…まず、動画かな?


で、実際に動画ファイルを準備して再生をしてみた。サンプルはこちら:ブリーフケース公開フォルダ→「702NK動画サンプル.wmv」

ファイルの作成だが、aviやmpgを702NKRealPlayer用の3gpに変換。これには「携帯動画変換君」を使う。設定はこちらを参考に。ファイルをドロップするだけで高速変換できる。これが凄く速い。Image Converterでクリエ用動画を作る場合も、MediaエンコーダでPocketPC用動画を作る場合も、30分のファイルの変換に10-15分もかかるのだが、これなら3-5分で出来てしまう。で、MMCにコピーしてRealPlayerで再生すると、サンプルを見れば分かると思うが、ほとんどコマ落ちがないし、字幕もちゃんと読める。音量も十分大きいので、クリエの時みたいにスピーカーやヘッドホンを使う必要もない。


702NKマルチタスクなので、例えば2時間の映画(約100MB)を見ている場合でも、途中で一時停止してPIM確認やメール作成、送受信を行い、また映画鑑賞に戻ることが出来る。カーソルキーによる音量調整や早送り・巻き戻しも快適。バッテリーの持ちも凄い。上記のように2時間の動画再生に加えて、メール、WEB閲覧、通話などをしてもバッテリー残量は60%程度。PDAなら外部バッテリーが必要だ。


強いて言えば唯一の欠点は画面サイズ。このサイズで動画なんか見なくても…と思う人が多いと思うが、それは人それぞれ。自分はそんなに気にならない。
これで、PDAの出番がまた一つ減ってしまった。